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2021年06月18日

2021年6月18日 札幌市東区でヒグマ出没

今日早朝から札幌市東区でヒグマが出没し、午前11時現在 丘珠空港内にいるようです。

11時11分頃、駆除されたようです。
市街地でケガ人も出ているのでやむを得ない判断だったと思います。
関係者の皆さま、お疲れ様でした。



報道等から集めた大まかなヒグマの目撃情報をGoogleマップにまとめました

おそらく5/29に茨戸で目撃されている個体だと思います(マップの黄色のポイント)。

多くの方は「どうやってこんな市街地に?」と疑問を抱くと思います。
Googleマップの航空写真で見てもらうと、茨戸方向から(農地を含んで)緑地がつながっていることがわかります。
また、クマが市街地にいきなり現れる時は、ライン状に続く河畔林(川沿いの藪)を移動ルートとして使うことがよくあります。
今回の例だと伏龍川が茨戸方面から今朝の出没地付近までつながっているので、もしかしたらそのルートかもしれません。

札幌の市街地にヒグマが出没する可能性は、9年前の2012年に予測していました。

2012年09月01日 札幌クマ出没状況


このときは南区から豊平川を伝って北大周辺に出るかも、というようなことを述べていますが、正直なところ北からのルートは考えていませんでした。

今日の出没は茨戸から8 km程度しか離れておらず、ヒグマにとっては大した距離ではありません。
また、その茨戸自体も当別の森林の南端(道道81号あたり)から4 km程度です。
なので、特に不思議ではありません。

今までクマが出没していなかった所にポッと現れるのは、若いオスのケースが多いです。
特に初夏のこの時期は、昨年生まれた個体が母親から離れて自分の行動圏を確立するために、新天地を求めて歩き回っています。
目撃情報によると体長1.5 mくらいということでそれほど大型ではないので、この若オスかもしれません
(と言っても、体長がどこからどこを示すのかも不明だし、クマを見慣れていない人による目測なので、信頼性は低いですが)。
若オスではないとしても、この時期は繁殖期を迎え、繁殖相手を求めて特にオスは大きく動き回っています。

とりあえず、今言えることは、興味本位で見に行くのは絶対に止めましょう!

周辺にお住まいの方への注意点を書いておきます。
・極力、家から出ないようにしましょう

・移動はできるだけ自家用車で

・匂いのする物は家の中か頑丈な屋内にしまいましょう
灯油缶、ペンキ等の塗料、漬物樽など匂いのする物が大好きです。
特にプラスチック製の灯油缶は気をつけて下さい。

・ゴミは朝出しましょう
クマは嗅覚が発達しています。残飯などを一度食べてしまうと人間の食べ物の味を覚えてしまい、その周辺に定着する可能性が極めて高いです。

・イヌの散歩は特に注意
 朝・夕は先述の通りクマの行動が活発です。
 イヌがいるから大丈夫、はむしろ逆で、猟犬のようにトレーニング
 されていない普通のペット犬ではむしろクマを刺激してしまいます。

・外出時に玄関のドアを開けるとき、帰宅時に車を降りるとき、ドアを開けたらすぐに出るのではなく、一呼吸置いてください。
 たまたまドアのすぐそばにクマがいて、襲われる例も多くあります。
 一呼吸置く事で、クマが気配を察して避けてくれることがあります。


・もし出会ったら、とにかく落ち着いて!!
 向こうも怖がっているので、自分(クマ)を守るために襲ってきます。
 決してクマを刺激しないように、ゆっくり後ずさりしてください。
 走って逃げるのは絶対ダメです。森のクマさん状態になる可能性大です。
posted by bigwest at 11:32| Comment(0) | 雑文(研究関係)

2019年12月19日

2019年 大人の男

北海道新聞で紹介していただきました。

2019年12月18日朝刊
20191218ナキウサキ゛AIひと大西氏_朝三.jpg

2019年11月25日朝刊
20191125ナキウサキ゛AI.jpg
posted by bigwest at 12:17| Comment(0) | 雑文(研究関係)

2017年09月07日

【編集長イチオシ論文】に選ばれました!

Ecological Researchで発表されたアマミノクロウサギの論文が【編集長イチオシ論文】に選ばれました。

10年以上前にサンプリングしたまま塩漬けになっていた内容で、気恥ずかしい限りですが...

論文の要旨はこちらにあります。
また、日本語解説文はクロウサギ解説.pdfです。


posted by bigwest at 00:00| Comment(0) | 雑文(研究関係)